オプション画面のタブ化
予告していた通り1月はオプション画面の改造作業に費やしました。まずは1月の半ば時点での進捗動画です。この時点で
・オプションのタブ化
・タップできるボタンの対応キーを表示
・対応キーをキーコンフィグの内容で反映
・さらにジョイパッドからの入力があれば即時表示切り替え
を、実装していました。
こちらのオプション画面には、
トリアコンタン様の『オプション任意項目作成プラグイン』としぐれん様の『キーコンフィグ・ゲームパッドコンフィグプラグイン』を改造して利用させていただいています。
『かなちゃんは魔法少女』のときのように一画面に全部見せるのも分かりやすくて良かったのですが、項目が多いと画面レイアウトがギリギリになるし項目名の長さにも制限がかかるし結局性経験の項目が収まりきらずにスクロールしてるし……で、今回はタブにして切り替える形にしました。
対応キーの表示
ボタンに表示される対応キー、『かなちゃんは魔法少女』のときはキーコンフィグに対応していなかったんですよね。キーを変えてもデフォルトのまま。
当時のエロ同人ゲームでそこまでしているのは殆ど見ないしと妥協して、実際に指摘されることもなかったので妥協点としては正しかったようですが……。
ななめはっちゃー様の『Alice In Cradle』のキーコンフィグの手厚さを見てひっくり返ったんですよね。コンフィグできるだけじゃなくて表示テキストやボタンのアイコンまで指定できるのは見たことがない……。そこまでやるのかと感銘を受けました。パッドのボタン名と配置が無数にあるのでこの対応が最強なんですよね。
Steamのインディーズでは対応キーの表示やデバイスの切り替えに対応しているものもいくつか見かけるようになりました。ゲームはどんどんユーザーに優しくなっていっていますね。なのでロスラビでも機能を強化して実装することにしました。
レンジスライダー機能
ボリューム操作のレンジスライダー化
そして月の後半の作業。オプションのボリューム操作をレンジスライダーで操作できるようにしました。
PCではShiftキーを押しながらスライドして1ずつ音量の微調整が出来ます。
また、スライダー左右のボタンでも操作できます。タップ操作での微調整はこちらで。
『かなちゃんは魔法少女』で使わせていただいていたツミオ様の『オプション画面にマウスで操作可能なバーを追加』するプラグインはMZでは使えなかったため、ところどころ参考にさせていただきつつMZの機能を使って1から書き上げる形になりました。
『かなちゃんは魔法少女』のときはこのレベルでツクールに存在しないUIを作るのは凄く時間がかかるから助かるな、と思って使わせていただきました。今の私が改めてコードを読んでみると、何をやっているのかすんなり理解できてMZでの書き直し方もすぐに浮かぶようになっていたので、私のツクールやCanvasでの実装力は5年前からある程度成長していたようです。
キャラメイクRGBのレンジスライダー化
レンジスライダーはオプション画面以外にも流用できるように実装していまして、キャラメイク画面の色調整でも使えるようになっています。
必要性で言えばこちらが先。色を調整する時に左右のキーだけで操作してもらうのは利便性が悪すぎますから、この画面にレンジスライダーが必要だったので自作する必要があったわけです。
プラグインとして公開したかったけど……
これを整えて公開すれば他の人のゲームにも役立つのでは……と思いながら、できるだけ汎用的に使えるように心がけて実装したのですが、ツクールデフォルトのサイズでは全然UIが成り立ちませんでしたね……。
ロスラビは画面サイズもウィンドウサイズも要素の高さも全部変えていたので、普通の画面サイズではそもそも使えないUIになっていることに気づきませんでした。誰にでも使えるプラグインにするって難しい。
目標達成度
一つ前の記事で掲げていた今年の目標、1~2ヶ月の予定を1ヶ月で実装することが出来ました!
1.オプション画面を作る(1~2ヶ月)
2.全滅・逃走でキャラクターが置き去りになり、時間経過で犯されるシステム(1~3ヶ月)
3.受精時の父親の決定システム・妊娠経過システム(1~3ヶ月)
4.各職業の立ち絵のデータを作る(残り)
1~2ヶ月と書きつつ1月の記事の時点で完成させるのは厳しいかな、と思っていましたが、1月は調子が良くてスムーズに実装が進みました。
次は仲間がはぐれて犯されるシステムの開発に入っていきます。