8月は立ち絵データの作業を行いました。
先月の記事ではSpineアニメーションのプロトタイプも一つ作りたいと言っていたのですが、久しぶりに立ち絵のデータを見返してみると「あれもできてない! これもできてない! 今作らないと!」となったので今月はSpineアニメーションは進みませんでした。
それからこの記事用にゲームには組み込まない絵を3枚描きました。
眼鏡追加の検討
以前の記事でも書いていましたが、せっかくキャラメイク機能があるなら眼鏡は欲しい。
とはいえ眼鏡は顔のバランスのごまかしが効かなくなるパーツでもあるので、慎重に検討する必要があります。
自分は本当に眼鏡をかけた女を作って抜きたいのか? そのパーツを作る労力を全ての絵に適用するだけの価値があるのか? それを検討するために一枚描きました。
身長に検討した結果、メガネに加えて細いタレ目、ニヘッと笑う口、そしてそばかすも増えることになりました。増えました。
以前描いたデフォルト顔と比べると随分印象が変わりますね。
一つの素体から違う味が出せるようになるのはキャラメイクの醍醐味です。
実装
というわけで立ち絵データができているヘビーアーマーに実装です。
こんな感じになりました。
追加したパーツ
そばかす等
細々した顔パーツとしてそばかすとほくろと鼻テープを追加しました。
パーツ一つで完結して、表情の変化にも影響されない要素はまだ追加の余地がありますね。
目のパーツになると右目の上のまつげ、右目の下のまつげ、左目……と一つの要素に何個ものパーツが関わってくるので迂闊に増やせないのです。
目のパーツ
まぁ、増やしたんですけど。
まずは何度もお見せした細いタレ目。
検討用の顔を作ったときに、「この目は”抜ける”から入れないと行けない」と悩む余地なく入りました。
それから結構前に作った猫目と、もっと細い……キツネ目になるのかな? という目。
エロありのキャラメイクでこういう目のパーツってあんまり見ないので、このゲームでは用意したかったのです。
あとはジト目パーツのジトーっ具合が足りなかったので下まつげを強調したバージョンとか。こういう顔の女の子がえっちな目に遭ったときにどんな評定をするのか想像するのも楽しいですよね。これは私が作ってるゲームなので想像するだけじゃなくて私が作らないといけないんですが。
口のパーツ
すでに何度も出ていますが、にへっと笑う口を追加しました。
それから今回立ち絵データを久しぶりに見て気づいたポイント。これまでの立ち絵の口はこうでしたが……。
私が目指してる方向の口はこう!
私の絵柄だと、普通に口を開く程度のときは舌の面積が口の大半を占めている方が今風だなと言うことに最近ようやく気づきました。
ずっと”見てた”はずなのに全然”見えて”なかった……という気づきポイントです。
余談ですが、エロゲを作ってるのに一年以上立ち絵の完成を先送りにしたのは、システムを作ってる間にこういう”気づき”と練習を重ねてレベルアップしておきたかったからというのもあります。結局システムを作るのに手一杯で練習できないどころか全然絵を描かない状態になってしまいましたが……。
おっぱい
重い腰を上げて一年以上放置した立ち絵のおっぱいパーツを描きました。
おっぱいの大きさは3段階から選べます。
……同人エロゲのおっぱいを見ているとあと二段階くらい大きいパターンを作ってようやく巨乳のラインに入りそうな感じですが……うちの店で出せる大きさはこれが限度ということで。
「画竜点睛を欠く」という言葉がありますが、これまでの立ち絵はまさにその状態。エロゲのおっぱいは画竜の点睛に等しく、「エロゲおっぱいを欠く」の状態でした。
どうして大事なおっぱいをここまで避けていたのかというと……今後大量の立ち絵で同じように三段階のおっぱい差分を楽に描くために、こういうクリップスタジオのアニメーションのタイムラインをテンプレートとして作る必要がありまして……。
このテンプレートを作るにあたって、乳首の色はレイヤーを分ける? 乳首の光はレイヤーを分ける? 濃い影色の黒ベタレイヤーは作る? ……ということを決断していかなければならなかったのですが、一年半ほど前の私はこの部分の決断を先送りにしてしまったようです。
今月の私はすんなり決めてタイムラインを作る作業に集中することができましたが、当時は全体の作業量が見えきってなくて決めきれなかったのかなぁ……。
胸の部分のプレートを外すとこういうピチッとしたインナーになっています。形良く締めつけられたおっぱい、良いですよね。なんならおっぱいがまろび出てる状態よりもシコれるまである。
色々検討する上で作っておく必要があったのでこの差分も作りました。
メガネ
そして今回の作業の始まりだった眼鏡の話です。まずは基本的な形から。
瓶底眼鏡のようにそのままでは色気がない眼鏡も、凌辱されるときに透明度を下げたり、ずり落ちたりするとえっちな小道具として活躍できます。
犯されようとぶっかけられようと不動の鉄壁眼鏡にするか、ずり落ちる眼鏡にするかは宗教がありますのでキャラメイクで選べるようになります。その選択肢についてはいずれ他の記事で。
そしてパーティメガネ!
……パーティメガネ? それってネタ枠として……? いいえ、そんな事はありません。
こんな風にバカンスか何かのように迷宮に舐めた格好でやってきた冒険者が……。
めちゃくちゃに犯されてメガネやサングラスが近くに転がっているとそれはそれで因果応報感があってえっちではないでしょうか。
最近ハジけたサングラスやゴツいサングラスをかけて夏を満喫しているキャラクターを結構見かけるのですが、それでもサングラスが悪目立ちしなくて、ちゃんと水着としてえっちになっているんです。なのでこういうパーティメガネも行けるかなと思って追加しました。
頭の上にかけるパターンも用意できたらもう少し”使いやすさ”も上がると思うんですけど……頭に眼鏡……レイヤーをコピーして移動して簡単な変形だけなら行けるかな……?
おわりに
先程の水着の絵の全裸差分、歩き事後差分をCi-enのフォロワー以上範囲で公開しています。
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【ロスラビ!進捗.22】立ち絵データの作業と夏の絵 | ESORA-T