本日は体験版0.2.xで実装したアップデートのうち、回想周りで実装・改良した内容をご紹介します。
目次
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1.ゲーム中、ステージ選択画面のメニューからも回想シーンが見れるように
2.回想シーンにストーリー回想を追加
3.これまでの「スキップ」の名称を「早送り」に変更
4.回想時限定で、Sキーで一瞬でイベントを終わらせるように。(この機能の名称を「スキップ」とします)
5.回想シーンにセックス履歴を追加
6.セックス履歴でイベント発生当時の性経験を再現して回想できるように(体験版0.2.0以降で起こした敗北イベントが対象)
7.挿入寸前で処女喪失を回避したイベントもセックス履歴に記載するように
1.ゲーム中、ステージ選択画面のメニューからも回想シーンが見れるように
これは確か他のゲームで見た要望だったと思うのですが……タイトル画面からだけではなくメニューからも回想画面に行けるようにしました。
確かに、タイトルから回想に飛びたいとき、ゲーム内で回想に飛びたいとき、どっちもあるんですよね。
回想システムをゲーム内から呼ぶことは想定していなかったので、少し作りを変える必要がありましたが……ゲーム内から呼び出すと項目6のセックス履歴からの回想機能が実現できたので、今回実装する運びとなりました。
2.回想シーンにストーリー回想を追加
こちらは要望を受けて実装したものです。ステージ開始時・終了時のテキストを回想します。
この機能の実装はもともと悩んでいたんですが、えっちなシーンと比べて優先度は低いかな、と発売後に実装するつもりでいました。
ですが、要望もありましたし、開始時と終了時にステージの説明をしていたりもするので実装することにしました。
3.これまでの「スキップ」の名称を「早送り」に変更
こちらは次の項目と関わるものです。
文字通り、これまで「スキップ」としていた機能を「早送り」にしました。
ボタンの名称が変わっていますのでお間違えのないようにご注意ください。
4.回想時限定で、Sキーで一瞬でイベントを終わらせるように。
こちらも要望を受けて実装しました。
この機能の名称を改めて「スキップ」とします。機能としてはこちらのほうがその名前に適していると思いますので。
ツクール製のゲームで一瞬でイベントを終わらせる……!? そんな機能は見たことが――できらぁ!! って感じでちょっと力技で実装しました。チェックはしたのですが不具合がないと良いなぁ、と思います。
回想で「あのイベントどれだったかな……あ、違うこれじゃなくて……えぇと、F5リセット!」みたいなことが私にも最近ありまして。「あのイベント」を探してるときの時間ロスを一秒でも短くできるなら……その気持ちには答えたい……! と、思いました。
一応、ゲーム中にはウェイトを極力挟まず、早送りでもスムーズにイベントを飛ばせるようには心がけています。
ただ、イベントによっては文字数が多くて早送りでは時間がかかることもありましたからね……。
5.回想シーンにセックス履歴を追加
『セックス履歴』……それは、イベントごとに直前でセーブデータを分けて100個以上セーブファイルを作ってしまう私のような人間に対する、一つの提案……。ゲーム自体でその娘の歩みを記録して当時を回想したい……。
というわけで、隠しコマンドとして存在していたセックス履歴を回想シーンに追加しました。
そのセーブデータでの敗北シーンの一覧を発生させた時系列順に見れます。(その性質上、タイトルからの回想シーンではセックス履歴は選択できません)
6.セックス履歴でイベント発生当時の性経験を再現して回想できるように
そして、体験版0.2.0以降で見た敗北イベントについては、セックス履歴で『イベント発生当時の性経験を再現して回想』できるようにしました。
自分がプレイした順番で、処女なら処女として、経験済みなら経験済みとして、当時の状態でイベントを回想します。
『かなちゃんは魔法少女』は性経験や受精カウントによって、イベントテキストが変わることがありますが、それらに対応しています。
ゲームクリア後は性経験を自由に変更できるようになりますので、自分の好きな性経験・順番でイベントを記録する……みたいな使い方もできるかもしれません。
7.挿入寸前で処女喪失を回避したイベントもセックス履歴に記載するように
これまではイベントを挿入直前で処女喪失を回避したときはセックス履歴に記録されていませんでしたが、それを記録するようにしました。
『かなちゃんは魔法少女』では処女喪失時に可能な限り「寸前で回避」する選択肢が選べるようにしています。
「これはどうこじつけても逃げられないな……」という状況でない限り、先っちょを押し付けられた状態からなんとかします。
ひたすら処女喪失未遂の履歴を並べて、何度もピンチになるんだけど、何とか貞操を守っている魔法少女……みたいなストーリーを作って遊ぶこともできるかもしれません。
この機能の存在意義を伝えるにあたっては私の性癖が関わってくるのですが……最近、もしかすると、性的なことをされるヒロピンもので私が一番燃えるの、「あぁ、これは処女喪失かな……貞操が……あぁっ……! ……良かった、あの状況から逃げ出せた……!!」というときなのかもしれない、と思い始めています。もちろん本番も欲しいんですが、それ以上に……不思議と……。
「あのときあのまま負けていたらどうなっていたんだろう」という余地が想像を掻き立てるのかもしれません。
ただし、ゲームには実際に処女を喪失するテキストが用意されているので……その状態でも「挿入寸前で回避」に価値があるのかは、作ってる私からはちょっと分からないところです。どうしても完全なプレイヤー側には回れませんからね。
そんなわけで、長くなってしまいましたが回想周りのアップデート内容は以上です!
セックス履歴については、まだポテンシャルを全て発揮していないというか、『履歴の存在価値をシステムで活かせる』ゲームがあると思うんですよね。
『かなちゃんは魔法少女』では単なる履歴としか使えていないので、「履歴が残ることに価値を感じる」ということをプレイヤーに自主的に感じて貰う必要があるのだと思います。言い方を変えれば、今はまだ「同志にしか届かない」。
日付進行のあるゲームで、「○月○日に誰と何をした」とか、一周が短くて「このデータではこんな人生を送った」とか……「履歴であること」に付加価値がつくゲームが作れれば、もっと活きるはずと思っています。
セックス履歴は単なる食材でしかなく、それを活かせる料理方法が他にあるはず……!
いずれ機会があればセックス履歴がベストマッチするようなゲームも作ってみたいですね。